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ではまず、MousePro NB210F(以下、NB210F)の外観から見ていこう。
マウスコンピューターのノートPCは、世代が変わっても見た目が大幅に変わることが少ない。今回のNB210Fも、2020年に登場したエントリービジネスモバイル「MousePro NB2」シリーズとほぼ同等の外観となっている。
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デザインは、MouseProシリーズとして標準的なものだ。フラットな天板に、比較的直線的なボディで、カラーはマット調のブラックとなっており、ビジネスモバイルPCとしてオーソドックスなデザインと感じる。天板のMouseロゴがやや目立つ印象だが、全体的には落ち着いており、どういったビジネスシーンでも馴染みそうだ。
ディスプレイを開いて正面から見た様子。見た目はシンプルでオーソドックスなビジネスモバイルノートPCといった印象天板はフラットで、ボディは直線的なデザイン。カラーはマット調のブラックで落ち着いた印象上位モデルとなる「MousePro NB4」シリーズでは優れた堅牢性が特徴となっているが、NB210Fではそういった言及はない。とは言え、ボディをやや強い力でひねってみても本体が大きく歪むことはなく、モバイルノートPCとして申し分ない堅牢性が備わっていることが十分に伝わってくる。これなら、毎日持ち歩くとしても強度を心配する必要はなさそうだ。
サイズは、324.9×219.5×19.7mm(幅×奥行き×高さ)。ディスプレイ左右のベゼル幅はかなり狭められ、上下ベゼル幅もそこまで広くないため、14型モバイルノートPCとしてボディサイズはまずまずコンパクトにまとめられている。
重量は約1.35kg。実測の重量は1,348.5gと、ほぼ公称通りだった。CPUに第12世代Coreプロセッサを採用していることもあってか、NB2シリーズに比べると100gほど重くなっている。
ただ、13型クラスのモバイルノートPCより一回り大きいこともあり、実際に手にすると意外と軽く感じる。14型モバイルノートPCの中には重量が1kgを切る製品も存在しており、NB210Fが特別軽いというわけではないが、この重量でもそこまで大きな不満は感じないだろう。
本体正面背面左側面右側面底面実測の重量は1,348.5gだったが、手にすると数字より軽く感じた