10万円台のゲーミングノート「レノボ...

03
07

10万円台のゲーミングノート「レノボ IdeaPad Gaming 350i」はテレワークも快適なPCだった

シンプルかつ重厚感のある外観

 IdeaPad Gamingシリーズは、既存のIdeaPadをベースにゲーミング向けに仕様を再構成した、エントリ向けのゲーミングノートPCとして位置付けられている。しかし、今回登場したIdeaPad Gaming 350iは、専用設計の筐体を採用するなど、より本格的なゲーミングPCとして設計されている。

10万円台のゲーミングノート「レノボ IdeaPad Gaming 350i」はテレワークも快適なPCだった

 専用設計の筐体ということで、既存IdeaPadシリーズにはない外観となっているが、一般的なゲーミングPCと比べるとかなりシンプルなものとなっている。ゲーミングPCらしいと感じる部分は、本体角がわずかに斜めに切り取られているといった点ぐらいで、派手な装飾やイルミネーションなどはまったくない。天板も側面付近に控えめにLenovoロゴが配されているだと非常にシンプルで、本体デザインは一般的なノートPCに近いと言った方がいいだろう。

 ただ、本体カラーにオニキスブラックと呼ばれる深みのあるブラックを採用していることで、重厚な印象を強く受ける。比較的明るい色を採用することの多い一般的なノートPCと比べると存在感が強く、エントリー向けとは言っても安っぽさを感じることもない。また、シンプルなデザインと合わせて、ビジネスシーンでの利用でも違和感はほとんどないと言える。

 サイズは359×249.6×24.9mm(幅×奥行き×高さ)となる。15.6型液晶搭載ながら左右および上部ベゼル幅が狭められていることで、サイズは15型クラスのノートPCとしても十分コンパクトな部類と言える。重量は公称約2.2kg、実測では2,141gだった。もともとモバイル用途を想定した製品ではないため、この程度の重量でも特に気にはならないだろう。

ディスプレイを開いて正面から見た様子天板はフラットで派手な装飾はなく、重厚感のあるオニキスブラック塗装で非常に落ち着いた印象。角付近が斜めに切り取られている部分がゲーミングPCらしい特徴と感じる本体正面左側面背面右側面底面重量は実測で2,141gだった