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テレワーク需要やPCゲームプレイヤーの増加から、PCのパフォーマンスに不満を持つ人が増えている。ちょっと古めのPCでは、内蔵ストレージがHDDの製品が多く、こういったケースでは大容量のSSDに交換すると、大幅なパフォーマンスアップと容量不足の解消が狙える。少し世代が新しくなるとSSDを搭載しているが、これを最新のNVMe対応SSDに変えるとさらなる高速化が可能だ。
とはいえ、何も用意せずにもとの内蔵ドライブから新しいドライブへシステムやデータを移行するというのは、それなりにめんどうな作業が伴ってしまう。
Samsungでは、同社の対象SSD製品であれば無料で使えるデータ移行ソフトウェア「Samsung Data Migration」を提供しており、Windows上のソフトウェア操作で簡単にデータの移行作業が可能だ。そのため、安価に購入した中古PCのストレージ強化を目的に同社SSDを購入する層も多い。
同ソフトウェアの最新版である「Samsung Data Migration 4.0」にて、新たにNVMe M.2 SSD製品のUSB外付ケースでのデータ移行にも対応し、使いやすさがさらに高まった。
そこで今回は、実際にVAIOノートとNVMe SSD、外付けNVMe SSDケースを使ったデータ移行手順を紹介しよう。