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同社はこれまで保険金の請求手続きや必要な書類等を案内する際に、電話による対応が大半を占めていた。しかし、コミュニケーション手段に対する顧客からのニーズは多様化しており、保険金請求プロセスにおいてもウェブ上で行いたいというニーズが多く寄せられていた。また、電話による案内は平日の営業時間内に行われているため、平日日中は忙しい顧客から時間が空いたときに対応したいというニーズが寄せられていることも課題のひとつとなっていた。そのような背景から、同社はシステムの導入を決定。これにより場所や時間にかかわらず、手続きをすすめることが可能となる。人にしかできないことも大切に東京海上日動火災保険株式会社が新たに導入したウェブシステムでは、AIなどの技術を活用することで顧客が同社の保険金支払い担当者と直接のコミュニケーションを取ることなく手続きを行うことができる。こういった自動車保険金支払いの無人化は業界でも初の仕組みであり、夜間や休日でも事故対応や保険金支払い手続きが可能となる。しかし、このシステムで対応できるのは事故相手がいない場合や、関係者に怪我などが発生していない一部のケースに限られる。そのため、顧客がウェブ手続きを希望しない場合や、対象とならない事故が発生した場合は、これまで通り代理店や同社の担当者が電話などで対応を行う。同社は顧客のニーズに対応した選択肢を広げることで、更なる利便性の向上を図っていく。併せて、事故による不安を解消するなど「人」にしかできない対応もより一層強化し、顧客対応の品質向上に努めていきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)▼外部リンク東京海上日動火災保険株式会社ニュースリリースhttps://www.tokiomarine-nichido.co.jp/●この記事に関連したニュースカテゴリ:東京海上日動(記事提供:スーパー・アカデミー)
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