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< 背景と概要 > 新型コロナウイルス感染拡大を契機に、多くの企業において、取引先との契約締結に必要な捺印だけのために出社している課題が世間の関心を集めています。当社が提供する「BtoBプラットフォーム 契約書」においても、電子契約への切り替えを進めるために、非常に多くの企業様から反響を頂いております。 当社が「BtoBプラットフォーム 契約書」の提供を開始した2018年、サイバーエージェントとそのグループ企業1社で導入を開始し、2019年にはグループ企業7社で導入。取引先の受け入れもスムーズに進んだことなど先行導入の評価も高く、2020年4月に30社が追加導入となり、さらに、同年10月までにはサイバーエージェントグループにて合計50社の導入が決定しました。 また、サイバーエージェントは、当社の経理業務の電子化をサポートする「BtoBプラットフォーム 請求書」も既に導入していることから、オンライン上にて一つのIDで請求書業務と契約書業務を行えるメリットを評価いただきました。 < サイバーエージェント 法務室 法務部マネージャー 小紫 裕介 様より > 製本・押印・郵送の対応を1件あたり10分と見積もり、月間に100枚対応したと仮定すれば、これだけでも従業員1人が2営業日失うことになります。実際には、契約書だけではなく、個別契約書に該当する申込書や発注書も存在するため、さらに多くの時間が押印・郵送に費やされていることになります。また、契約原本の保管コストや印紙代といったコストも電子化により削減でき、これらのメリットを多くの企業様が感じておられることと思います。 これらのメリットもさることながら、弊社では、法務・経理・販売管理部門など、分断しがちであるこれらの部署間で徴憑を一体管理することがシームレスな管理業務、全体のガバナンス強化につながると考えております。取引の過程で生じる全ての徴憑、具体的には法務室が管理する基本契約書、事業部側が管理する発注書や申込書、経理部門が管理する請求書など、取引に関連して生じる一連の徴憑を部署間の分断なく管理できるプラットフォームである点を最大のメリットと捉え、「BtoBプラットフォーム 契約書」を採用させていただいております。< 導入イメージ図 >