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この記事では、LINEモバイルで使う回線の変更について解説します。
LINEモバイルはドコモ・au・ソフトバンクから回線を選べるのが特徴ですが、最近は公式によるソフトバンク推しが強いため、ソフトバンク回線への変更を検討している人も多いことでしょう。
筆者も実際にLINEモバイルのソフトバンク回線を使っていますので、その感想を交えながら、回線変更によるメリットとデメリットも紹介していきます。
LINEモバイルの回線変更まとめ目次画像引用元:
LINEモバイルでは、マイページの「各種手続き」>「回線変更」から簡単に回線を変更することができます。
ただし現在、ソフトバンク回線からドコモ・auに変更することはできません。
上の画像で「(受付停止中)」と出ているのは、筆者がソフトバンク回線を使っているためです。
また、ドコモ回線からau回線に変更することも、au回線からドコモ回線に変更することもできません。回線変更の選択肢はソフトバンクのみです。
LINEモバイル公式サイトを見るところで、本当にソフトバンク回線に変更しても大丈夫なのでしょうか?事前にメリットとデメリットを確認しておきましょう。
まずはメリットからです。
ソフトバンク回線へ変更する動機として真っ先に挙げられるのが、SIMロックされた端末を使うためでしょう。
手持ちの端末にキャリアのSIMロックがかかっている場合、これを解除しない限り、SIMロックをかけたキャリアの回線しか使うことができません。
例えば、ソフトバンクのSIMロックがかかっている端末では、ドコモ・auの回線は正常に利用できないのです。
しかし、SIMロックを解除するためには、3,300円(税込)の手数料がかかる場合もあります。
一方、利用する回線をソフトバンクに変更してしまえば、ソフトバンクのSIMロックは気にすることなく、端末を使うことができます。
LINEモバイルはソフトバンク回線に力を入れているため、ドコモ回線・au回線から変更して速度が速くなった、と回答しているユーザーが非常に多いです。
この理由については後ほど詳しく解説します。
今度はデメリットです。
手持ちの端末にドコモかauのSIMロックがかかっている場合、ソフトバンク回線に変更したら使えなくなります。
必ずSIMロックの有無を確認し、解除できるなら解除した上で、ソフトバンク回線に変更しましょう。
格安SIMの通信エリアは、借りている回線の通信エリアと同一になります。
ドコモ回線ならドコモのエリアで、au回線ならauのエリアで繋がるということです。
実は、ソフトバンクのエリアは一番狭いと言われています。
ソフトバンクも人口カバー率は99%を超えているのですが、ドコモ・auより参入が遅かったためか、残念ながら今でもこのような評価は消えていません。
とはいえ、自分の生活圏内が通信エリアに含まれていれば、基本的には支障ないはずです。
一度、ソフトバンク公式ページのサービスエリアマップで自身の活動エリアを検索し、確認しておきましょう。
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LINEモバイルでは現在ソフトバンク回線への変更しかできないため、自然とおすすめはソフトバンク回線になります。
そして、個人的にもソフトバンク回線への変更はおすすめです。その理由を順番に述べていきます。
LINEモバイルを運営しているLINEモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社の子会社です。
そのため、LINEモバイルも公式にソフトバンク回線への変更に力を入れており、現在は回線変更手数料3,300円(税込)をLINEポイントで全額還元するキャンペーンも実施しています。
キャンペーン概要また、2021年3月までに、ソフトバンク株式会社がLINEモバイル株式会社を吸収合併し、LINEモバイル株式会社は解散する予定であることも発表されています。
そうなったら、グループ会社どころかソフトバンク株式会社そのものです。
解散が濃厚なLINEモバイル株式会社ですが、LINEモバイルのサービスは現在の内容のまま継続すると、LINEモバイル公式ブログで発表しています。
また、ソフトバンクへの強制移行もないとのことです。
しかし、新規申込の受付終了についてはソフトバンク株式会社と協議していく予定となっており、恐らく2021年3月には終了するのではないかと思われます。
ソフトバンク株式会社は「2021年3月で新規受付を終了する」と発表しているものの、LINEモバイル株式会社側は、まだ決定ではないというスタンスなのでしょう。
協議の内容次第では、今後予定が二転三転する可能性もあり得ます。
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LINEモバイルではソフトバンク回線の増強を頻繁に行っており、現在はドコモ回線・au回線と比べて、1人あたりに割り当てられる帯域が1.8倍も広くなりました。
そのため、ドコモ回線・au回線よりも混雑しにくく、通信速度が高速に保たれやすくなっています。
実際にLINEモバイルのソフトバンク回線で、平日の都内での速度を計測してみました。
朝(8時~9時)の結果
昼(12時~13時)の結果
夜(20時~21時)の結果
昼休みの時間帯こそ大幅に速度低下しているものの、それ以外では非常に快適な通信ができる結果となっています。
筆者はLINEモバイルのソフトバンク回線を2年以上使っていますが、遅すぎて連絡が取れないなどのトラブルは今日まで一切ありません。
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ソフトバンク回線の増強工事の甲斐もあり、LINEモバイルでソフトバンク回線に変更したユーザーの90%が、公式のアンケートで「満足」と回答しています。
アンケートの詳細ドコモ回線やau回線の時と比べて「繋がりやすくなった」「速くなった」という声も多く寄せられていたとのことです。
実際に使っている筆者としても、ドコモ回線・au回線に変更したいとは特に考えたことがないくらいに満足しているので、納得できる結果に思えます。
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最後に、LINEモバイルの回線変更に関するよくある質問に回答します。
回線を変更しても電話番号は変わりません。
逆に電話番号を変更したい場合も、回線変更では変更できません。
回線を変更したら、今使っているSIMカードの返却が必要です。
破棄せず、指定の住所に返却しましょう。送料は自己負担となります。
SIMカード返却先回線を変更しても違約金(正式名称は「解約事務手数料」)はかかりません。利用期間のリセットもありません。
回線変更手数料3,300円(税込)はかかりますが、現在はその分がLINEポイントとして還元されるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンは2021年3月31日まで。条件は、ドコモ回線・au回線からソフトバンク回線に変更することです。
以上、LINEモバイルで使う回線の変更についてでした。
LINEモバイルの回線変更まとめ現在LINEモバイルでは、ドコモ・au回線 → ソフトバンク回線への変更は可能ですが、ソフトバンク回線 → ドコモ・au回線への変更はできません。
これは、LINEモバイル株式会社がソフトバンク株式会社の子会社であることが大いに関わっています。
ソフトバンク回線の回線増強工事も積極的に行っており、ソフトバンク回線へ変更した多くのユーザーが、「ドコモ・au回線を使っていた時よりも速い」と満足しているようです。
今ならソフトバンク回線に変更するだけで、LINEポイント3,300円相当がもらえるキャンペーンを実施しているので、変更を検討している方はぜひ利用してください。
一時的に回線変更手数料はかかりますが、実質無料で変更できますよ。
なお、LINEモバイル株式会社は、2021年3月までにはソフトバンク株式会社に吸収合併されて解散することが濃厚です。しかし、契約者は変わらずLINEモバイルが使えると案内されています。