HONOR、Snapdragon 8 Gen 1搭載の「HO...

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HONOR、Snapdragon 8 Gen 1搭載の「HONOR Magic4 Pro」などを発表

ファーウェイのサブブランドとして始まり、ファーウェイのスマートフォンビジネスの縮小をうけた売却・独立を経て、現在では1メーカーとしてスマートフォンの製造販売を行うHONORから発表された「HONOR Magic Pro」は、2021年12月に発表されたQualcommの最新SoCであるSnapdragon 8 Gen 1を搭載したハイエンドクラスのスマートフォンだ。

外観は、同社が「The Eye of Muse」と呼ぶ、背面の中央に大きくカメラユニットを配置したデザインで、IP68準拠のの防水・防塵性能を備える。

ディスプレイは6.81インチ。LTPO技術を使った有機EL液晶パネルで、1~120Hzの可変リフレッシュレート、タッチサンプリングレートは360Hz。最大輝度も1,000nitsを確保、DCP-P3にも対応している。

HONOR、Snapdragon 8 Gen 1搭載の「HONOR Magic4 Pro」などを発表

アウトカメラは5,000万画素のメインカメラ、5,000万画素の超広角カメラ、3.5倍光学ズームの6,400万画素望遠カメラという3眼構成。インカメラは1,200万画素+深度センサー。

セキュリティも強化される。Qualcomm/HONOR双方のTEE(Trusted Execution Environment)に対応し、独立したセキュリティチップを搭載。セキュリティのための国際規格であるCC EAL+5の認証を受けている。またプライバシーへの配慮として、他人がいる場所でも通話内容が聞こえないようにする「AI Privacy Call」という機能も導入した。

SoCは前述のとおりSnapdragon 8 Gen 1。GPUはHONORのTurbo Xを搭載する。バッテリ充電は100Wのワイヤレス充電が可能で、15分で50%の充電が可能だという。有線での充電も100W対応だ。OSはAndroid 12ベースのMagic UI 6.0。Magic UI 6.0はUIのカスタマイズなどともに、ゲームプレイのパフォーマンス改善にも寄与するという。

もう1機種の「HONOR Magic4」は、シリーズのスタンダードモデルという位置付け。こちらもカメラは3眼構成だが、望遠カメラは800万画素となり、インカメラの深度センサーも省略されている。ディスプレイは「Pro」と同じLTPO採用の有機ELで、SoCはSnapdragon 8 Gen 1、GPUはTurbo X。バッテリは4,800mAhで、66Wのワイヤレス充電に対応する。

「HONOR Magic4 Pro」の主な仕様は下記のとおり。