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今年(2022年)1月から米国の東海岸を猛烈な寒波が襲っており、ここ数年で最大級の寒さに見舞われています。そんななか、米南東部のジョージア州に住む85歳の男性が氷点下の屋外で転倒したものの、Apple Watchの転倒検出機能のおかげで速やかに救助されたと報じられています。
地元メディアCB546 News Atlanta報道によると、この男性(匿名)はApple Watchが当局に通報してから12分後に植込みの近くで発見されたとのことです。この時点では半ば意識不明で、凍てつくような気温のために触ると非常に冷たい状態だったそうです。その後、男性は最寄りの医療施設に搬送されて治療を受け、無事に退院したと伝えられています。
モロー市消防局副局長によれば、Apple Watchの通報は男性の正確な位置を知らせなかったそうです。消防署の隊員らは警察の部隊とともに現場に到着したところ、そこに患者がいないと気づき、すぐに周辺の捜索を始めたとのことです。
消防署側は、氷点下の気温や男性が持病を抱えていたことから、(救助が遅れていれば)「間違いなく」悪化していた可能性があったと主張しています。それ以上の詳細は分かりませんが、通報からわずか12分での救助は速やかな対応には違いなく、極寒のなかで放置が長引けば最悪の事態を招く恐れもあったと思われます。
今回のお手柄となった転倒検出機能は、Apple Watch Series 4以降に搭載されているものです。標準ではオフになっており、Apple Watchの設定時やヘルスケアAppで年齢を設定し、なおかつ55歳以上の場合のみ自動的に有効になります。この85歳男性の場合はデフォルトで有効になっていたようですが、それより若ければ手動で設定してやる必要があります。
もしも着用者が転倒した場合、内蔵センサーがそれを検知し、その後1分間なんの動作も認められないときは緊急通報サービスに連絡します。さらに登録された緊急連絡先(親族など)に着用者の位置情報を添えてメッセージを送信し、「どこで転倒したか」も合わせて知らせるしくみです。
Apple Watchの本機能や緊急通報機能は数々の命を救ってきており、Apple Watch Series 7の広告動画でも実話が紹介されています。身内に子供や高齢者のいる方は、何かのプレゼントでApple Watchを贈るといいかもしれません。
Source:CB546 News Atlanta
via:AppleInsider
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