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「第53回 古いiPhoneをネットワークカメラ化できる「あんしん監視カメラ」を徹底解説」では、使わなくなったiPhone/iPod touchを監視カメラとして活用する方法を紹介した。とはいえ、古い端末は下取りに出して手元にない、という人もいるだろう。そこで、今回は、PCやMacのカメラを監視カメラとして利用できる「Air Cam Live Video」の使い方を紹介する。
PCのカメラを監視カメラとして活用しよう
古いiPhoneがない、という人は「Air Cam Live Video」を使って、Windows PCやMacを監視カメラに仕立てられる。PCのウェブカメラの映像や音声を外出先のiPhoneでチェックできるのだ。スマホアプリは有料だが、Windows XP/Vista/7/8とMac OS X 10.7~のアプリは無料でダウンロードできる。
スマホとPC、Macにアプリをインストールし、同じメールアドレスとパスワードでログインすれば、接続できる。外出先から自宅のルーター越しに接続することも可能だ。ルーターがUPNPに対応していない場合など、うまく接続できない場合はポートの開放を行なう必要がある。アプリが利用しているポートはPC・Macアプリの設定を開き、「Options」の「Port」で確認できる。不正アクセスを防ぐために、このアプリを利用していること、また設定したメールアドレスとパスワードは絶対に人にわからないようにすること。
Air Cam Live Video | |||
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価格 | 800円 | 作者 | Senstic |
バージョン | 3.4 | ファイル容量 | 24.8 MB |
カテゴリー | 写真/ビデオ | 評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 6.0以降 |
アプリを起動すると、Bluetoothをオフにするように勧められる
メールアドレスとパスワードを設定する
アプリが起動した
Macにアプリをインストールする
アプリを起動したら、登録したメアドとパスワードでログインする
Macのカメラの映像が表示される。「Connection」でIPアドレスや接続設定を確認できる
iPhoneアプリを起動すると、Macのカメラが表示されている。画面は同じWi-Fiに接続している状態
Macのカメラの映像を確認できた
Windows版もMacと同じUI。ウェブカメラを切り替えることもできる
スマホアプリで、複数のカメラを切り替えられる。画面はWindows PCとMacの2台が表示されている
外出先からアクセスする際は「Remote Automatic Connection」を利用する
パスワードを入力して、「Go」をタップ。「Remember It」をオンにしておくとアプリにパスワードを記憶させることができる
カメラのアイコンをタップすると撮影、ビデオのアイコンをタップすると録画できる
「i」アイコンをタップすると、カメラの細かい設定が可能
(次ページでは、「隠ぺいモードでアプリを実行する」)
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