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NTTドコモは6月1日から、端末代金の分割払い(割賦)の回数に「36回」を追加する。それに合わせて、端末を返却することで36回払いのうち12回分の支払いを免除する「スマホおかえしプログラム」を導入する。プログラムの月額料金は無料だ。
【更新:16時55分】iPhoneの対象機種や取材で得られた情報の追記と、画像の追加を行いました
スマホおかえしプログラムのポスタースマホおかえしプログラムは、ドコモが指定するスマートフォン(後述)を36回払いで購入した場合に、購入した端末を“返却”することを条件に最大12回分の支払いを不要(免除)とするプログラム。申し込み時にはドコモ回線の契約が必要だが、適用時に「回線契約の継続」「機種変更」といった条件はかからない。
例えば、プログラム加入後にドコモ回線を解約(MNP転出を含む)しても、端末購入時の割賦契約が残ってればプログラムを適用できる。
適用条件はこの2つ免除される金額は、端末購入翌月から24カ月目までが分割支払い金12回分。それ以降は、1カ月ごとに1回分の金額が減額される。
なお、端末返却時にドコモが満たす査定基準を満たさない場合は、「故障時利用料」が2万円(ケータイ補償サービスまたはケータイ補償サービス for iPhone&iPad加入時は2000円)請求される。基準は「下取りプログラム」のものを準用するという。
24カ月(24回)払った後にプログラムを適用した場合のイメージ。10万8000円(税込)の端末なら、残額の3万6000円が免除されるこのプログラムを使って端末を返却する場合、ドコモ取扱店(※)に持ち込むことになるが、一部の取扱店では、返却時点の分割支払い金の残額が1万円を超える場合は扱えない。
※ ドコモオンラインショップはプログラムの加入のみ受け付ける(返却は近隣のドコモ取扱店に持ち込む必要あり)
下取り後の端末は、主に「提携業者に売却する」(関係者)という。
スマホおかえしプログラムの概要スマホおかえしプログラムの対象機種は、2017年〜2018年冬春モデル以降のハイエンドモデル。具体的には以下の通り(5月16日現在)。
スマホおかえしプログラムの対象機種はハイエンド機種