[Desst Special] A highlight of the...

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[Desst Special] A highlight of the enlarged version to ask the NHK "Game Genome" program D.In the broadcast that doubled the time, the "5th game genom" is told!

 On October 15, 2021, the program broadcast on NHK became a hot topic, focusing on game fans.The name of the program is "Game genome".This is NHK's first "game culture program" with the theme of games.

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 The first broadcast features "Death Stranding", which is handled by Kojima Productions led by Hideo Kojima.Director Kojima, MC Tsubasa Honda, and Gen Hoshino appeared as guests, delving into the charm of Death Stranding based on four keywords.

 The program was re -edited in the 55 -minute expansion version, and was broadcast on NHK General on January 24, 2022 from 0:35 to 1:30 on January 24, 2022, under the name "Game Genom SPECIAL EDITION".The enlarged version contains new unreleased talks.

 Therefore, we interviewed Shinichiro Hiramoto, NHK director, the creator of Game Genom, and asked about the background of the program and the highlights of the enlarged version.If you read this interview and watch "Special Edition", you should be able to enjoy the program more!Please check it to the end.

(Listman: Famitsu Group representative / Katsuhiko Hayashi)

Shinichiro Hiramoto

Director of NHK.He was involved in the production of programs such as Asaichi and "Everyone's Muscle Gymnastics", and launched a project in "Game Genome".The sentence is Hiramoto.

NHK's first game culture program that was unlikely

――I think it would be better to explain the details of this interview to the readers first, but after this, when we cooperated with the production of “Game Genom SPECIAL EDITION”, Hiramoto Hiramoto.You talked to you.Then I was a surprisingly a game fan, full of game love, and I thought, "I'm on NHK!"At the same time, I understand that a program like "Game Genome" was born.I had a chance to interview Hiramoto's enthusiasm for Game Genom, "Death Stranding" and his thoughts on Director Kojima.By the way, the front swing has become longer, but please tell us from the fact that you started a program called Game Genom.

平元こちらこそ、こういった機会をいただいてありがとうございます。僕は今年で33歳になりますが、ちょうど平成元年生まれで、自分たちの世代のことを勝手に“ゲームネイティブ世代”と名付けています。自我が芽生えたころには、スーパーファミコンが当たり前のようにある時代で、数年も経つとプレイステーションやニンテンドウ64が出てきて、ゲームの進化を子供時代、青春時代にまざまざと受けて育ちました。僕もゲームが大好きでしたし、いろいろなハードやソフトをプレイしてきて、映像コンテンツを何か作りたいと思うようになりました。一時期はゲームクリエイターにもなりたかったのですが、いろいろあってテレビ業界に就職したんです。

――You were so addicted to the game to become a game creator.

平元そうですね。僕は4人兄弟なのですが、ゲームでケンカをしてしまっても、ゲームで仲直りをしたり、姉や妹とまったく別のゲームの話題で盛り上がったりして。加えて、現実世界にはないエンターテインメントをインタラクティブに体験できるいい時代に生まれたなとも思っています。 大げさかもしれませんが、ゲームを通じて自分の世界を広げ、コミュニケーションを取ることで、自我も芽生えて、ゲームに育てられたという思いがあります。いまテレビ業界に入って10年目になるのですが、テレビ番組の作りかたがいろいろとわかってきた中で、自分ならではの新しい企画、新しい番組を作りたいと考えたときに、最初に思い浮かんだのが“ゲーム”でした。

――I think there are several ways to cut the game.This time, I'm deeply digging the game as a cultural program. Why did you decide to make such a program?

平元理由は大きくふたつあります。ひとつは、これまでのゲームを取り上げたテレビ番組は、ゲームを遊んでプレイ体験のみを切り取ったり、ゲームのあるある話をまとめたりするものが多いと感じたことです。もちろん、あくまで僕の個人的な感想ですし、そういった番組も非常におもしろいのですが、どうしてもゲームが好きな人向けだけの内容に見えてしまって。

――Sure, you can get excited together because you know the games, and you can understand some geeky stories.

平元ゲームに育てられたという思いがあるからこそ、ゲームはいろいろな価値観や思想に影響を与えうるものだと信じているので、ゲームに興味がない人や、ゲームから一度離れてしまった人でも楽しめるゲーム番組を作りたいと考えました。そして、「いまのゲームはこんなにすごいんだよ」、「名作と呼ばれるゲームにはこんな哲学やメッセージが込められているんだよ」といったことを、番組で伝えたかったんです。そうした思いを言い換えると、固い言葉にはなってしまうのですが、あえて娯楽のゲームと対を成すような教養という言葉を選んで、ゲーム教養番組にしました。

--I see.

平元もうひとつは、公共放送のNHKでゲームの番組を作るときに、特定の商品の宣伝で終わる内容にはしてはいけないと考えたことです。ただ単にゲームの紹介をするだけでは、それこそ単なる宣伝になってしまうので、ゲームに込められている開発者のメッセージや哲学、プレイヤーの皆様が感じたエモーショナルな体験をきちんと抽出してシェアすれば、文化論や作品論として、教養に繋げられるのではないかと考えました。

――Did you launch the game culture program alone?

平元企画の立ち上げはひとりで考えました。

―― After thinking about the plan, I think it's the process of proposing to your boss, but what is the reaction at that time?

平元NHKには、1枚の企画書に収めて提出するという様式美みたいなものがあるのですが、まずは僕が信頼しているプロデューサーに見てもらい、ブラッシュアップしてもらいました。それから採択を行う編成の部署の方たちに見てもらい、実現するためにいろいろな意見をいただいて、実際に採択してもらったという流れになります。上司や周囲の反応として印象的だったのが、ゲームの市場規模が大きくなっていて、カルチャーとしても根付いていることを、ゲームをあまりプレイしない上の世代の方たちもすでに認識してくれていたことです。そして、文化論、作品論を語る教養番組としてなら、実現できる可能性は大いにあるんじゃないかと、前向きな意見をいただけました。

――It was pretty good when you showed the project.

平元むしろ、これまでNHKにゲームを扱ったレギュラー番組がなんでなかったんだろうという話にもなって。僕自身、15年前、10年前に、同じようなコンセプトの番組が存在してもおかしくはないと思っていたので、まだ誰も企画を出していなくてラッキーでした(笑)。

――So, did you get the permission of production right away?

平元ひとつだけ言われたことがあって。レギュラー番組を目指すため、特番でまずは1本番組を作ってみようという中で、どのタイトルを選ぶかは議論させてほしいと言われました。要は、誰もが知っているメジャーな作品を選んだほうが、多くの人に観てもらえるんじゃないかと。さらに、ひとつのタイトルに絞ることで、その作品をまったく知らない人たちに番組の存在をキャッチアップしてもらえない可能性が高いのでは、という意見もありました。ただ、1本の作品を深く掘り下げないと、先ほどお伝えしたようなコンセプトの番組にはならないという確信があったので、僕は複数の作品をオムニバス形式で扱うことは絶対やりたくなくて。それで企画書に、最初から『デス・ストランディング』でやりたいと書いておいたんです。

―― From a game fan's point of view, it's no wonder that Death Stranding is taken up, but did you not consider other titles?

平元確かにふだんゲームをプレイしていない人からすると、『デス・ストランディング』は馴染みがないかもしれないので、編成を説得できなかったときのために二の矢、三の矢も用意していましたし、ゲームをあまり知らない方でも名前を知っているような、メジャーなタイトルのゲームを扱うこともできるとは考えていました。それでも『デス・ストランディング』を第一に挙げたのは、あえて丁寧に説明をしないといけない作品を選びたいという思いからです。ゲームの文化論、作品論といった教養にたどり着くには、ストロークをもって説明する番組にしないと、『ゲームゲノム』の番組のメッセージをうまく伝えることができないと考えたんです。

――It did not choose a major title in general, in order to be established as a cultural program for the game.However, the fact that I chose "Death Stranding" from many titles means that Mr. Hiramoto liked this work.

平元もちろん大好きなゲームです。

――When Hiramoto was decided to be “Death Stranding”, did you have many twists and turns?

平元それはなかったですね。僕としては『デス・ストランディング』でいきたいし、いけるという確信もありました。まずは、上司であるプロデューサーに作品の説明をしたんですが、そのなかでいちばん響いたのが本作のテーマである“繋がり”の世界観やゲームシステムだったんですね。コロナ禍でこのゲームを取り上げる意義を説明したところ、上司はふだんゲームをやらないのですが、「ゲームを遊ばない私でもハッとするようなメッセージが込められているから、『デス・ストランディング』でいこう」とすぐに納得してくれて。

――It seems that the game handled in the program was decided smoothly, but how was the title “Game Genom”?

平元番組のタイトルも当初から変わっていません。『ゲームゲノム』という単語を思いついたのは、2年以上前になります。ゲームの番組をいつか作りたいとずっと考えているうちに、『ゲームゲノム』というタイトルだけ思いついたのですが、じつはダジャレなんです(苦笑)。ゲームの“ー”とゲノムの“ノ”って似ているじゃないですか。それで『ゲームゲノム』が浮かんで、番組タイトルの登場シーンも“-”が斜めに傾いて“ノ”に変わっていくというようなイメージまで考えていたのですが、そのアイデアはけっきょく自らボツにしました(笑)。

――I think it's perfect for the concept of the program, even though it's an idea from Dajare.

平元手前味噌ですし、後付にはなりますが、プレイヤーがゲームから受け取ったものだったり、ゲームクリエイターの方が作品に込めたりしたものが、プレイ体験を通して伝播して積み上がっていくことが、文化的遺伝子に通じるものがあると考えていたので、このタイトルでよかったです。

――It's a really good title.It has a good sense of language, and it is easy to imagine that it is a program that delves into the gene of the game (genome).It was very interesting to see the programs broadcast last October, but please tell us how MC used Tsubasa Honda, Gen Hoshino and Hideo Kojima as guests.

平元文化人の方に出演していただいて、何かを伝える番組を作るときに、僕が大事にしているのが、お伝えする内容と出演者の方にちゃんと親和性があるかどうかです。これを実現するために、本番組では通常の番組とは異なるキャスティング論を取りました。最初に取り扱うゲームを『デス・ストランディング』に決め、つぎにコジマプロダクションさんに連絡をして、小島監督に出演してほしいとオファーしました。

――You were negotiated directly by Kojima.

平元はい。オファーする段階では、スタジオに実際に来ていただくのか、それともVTRの出演になるのか、まだ決まってはいなかったのですが、何らかの形で小島監督に出演してもらえないのであれば、番組で『デス・ストランディング』を扱うのは辞めますとご相談したところ、ご快諾をいただいて。最初に小島監督の出演が決まりました。

――If you deal with Death Stranding, Kojima is indispensable.

平元そのうえで、ゲーム好きな本田翼さんがMCで、『デス・ストランディング』が大好きな星野源さんに文化人枠の代表として出演していただけませんかと、キャスティングのお願いをしています。本来であれば、番組MCとゲストを決めて、クリエイターの方をどうするかという順番になるのですが、『ゲームゲノム』は逆から考えています。

――Honda -san and Hoshino -san's casting was also the best.Both of them were familiar with the game, and the guest Hoshino was deeply understood about Death Stranding and Kojima, and was speaking accurately.I thought that was wonderful.

平元星野さんの視座は本当にすばらしかったですよね。収録中に、スタッフたちが何度もうなることもあって。キャスティングのすみわけとしては、MCの本田さんはゲーム好きなところはもちろん、一般の視聴者からすると、親しみやすさ、キャッチーさも期待をしていました。本田さんにはゲーマー目線でしゃべっていただきたかったので、『デス・ストランディング』をプレイしてどこかおもしろかったのか、どこに感動したのか、プレイした素直な感覚を大事にしてほしいとお伝えしました。一方で星野さんはアーティストとしていろいろな活動をされている中で、文化的な目線で『デス・ストランディング』を深く掘っていただきたかったので、そういったお願いをしています。

――The Honda and Hoshino expanded the talk from a different perspective, the program was exciting.

平元収録では、本田さんと星野さん、小島監督が本当に楽しそうに深い話をくり広げてくれたので、思った以上にテープが回ってしまって(苦笑)。それで今回の拡大版を作ることにもなったのですが、星野さんが披露してくれた考察の中には、30分番組では入り切らなかったものがたくさんあります。そこが拡大版のひとつの見どころになっています。小島監督が「そのメッセージに気づかれたのは、星野さんが初めてです」と感心されていた解釈もあったので、ぜひご期待いただければ。

――I was happy that Kojima's smile was seen as a game fan.After the game genom was broadcast, how was the response between the viewers and the station?

平元テレビの視聴率は、視聴習慣が大きく影響するので、視聴率はそこまで高くなかったのですが、Twitterやインターネットの反応はとてもよかったです。僕たちも視聴者の反応が知りたくて、エゴサーチを行ってみたところ、想像以上に盛り上がったなという実感があって。『デス・ストランディング』を知らなかった方たちには、ゲームにここまでのメッセージが込められていて驚かれているようでしたし、作品のファンの方たちには当時プレイしたときの感覚を言語化されてシェアされたのがうれしかったというご意見もありました。好評な意見が多かったと感じた一方で、30分はとにかく短いという感想を多数拝見しました(苦笑)。

【デススト特集】NHK『ゲームゲノム』番組Dに聞く、拡大版の見どころ。時間が約2倍になった放送では“第5のゲームゲノム”が語られる!

――Sure, 30 minutes was quick.

平元時間に関しては、ファンの方には指摘されるだろうなと思っていましたが、ファン以外の方からも「3人のクロストークをもっと見たかった」という意見が寄せられていたのでうれしかったですね。

――The viewer's reaction was generally popular.On the other hand, how was the reaction inside the station?

平元局内でもいい評価をいただきました。周りの同僚たちはもちろん、『ゲームゲノム』がすごくおもしろかったですと感想メールをくれた地方局の後輩もいて。僕が知らないところでも、観てくれた同僚がたくさんいたのは驚きましたね。あとは、「このゲームで番組を作りたい」、「レギュラー化されたらチームに入りたい」といった感想も多く耳にしました。当たり前なのですが、局内にもこんなにゲームを好きな人間がいたんだなと気づくことができました。

――It was very popular, but are you often broadcasting the special programs of the program once again?

平元まったくないわけではありません。反響が大きかった番組では、まれにありますね。

――It's a rare case.After being broadcast in October 2021, how did you decide to make an enlarged version?

平元理由はふたつあって、ひとつは僕たち制作チームが絶対に作りたかったからです(笑)。撮れ高がすごくて、30分の番組ではお伝えしきれなかったことも多かったので、尺を拡大して長い番組になっても楽しんでいただけると手応えを感じていました。もうひとつは、レギュラー化に向けたブラッシュアップを図りたいということです。この番組はNHKの中で開発番組といって、レギュラー化を目指す番組を一回作ってみようという取り組みでした。放送後に編成といろいろ協議をしていく中で、よかった点と足りなかった点の洗い出しを行い、拡大版を制作することでレギュラー化へのより確かな形を模索しようとなったんです。そのため、単に未公開パートを足すだけではなくて、新しい見せかたやコーナーを試しました。

The highlights of "Special Edition" that Hiramoto Director talks about

――It said, the “Game Genom SPECIAL EDITION” to be released on January 23 was born.By the way, was the title "Special Edition" decided because it was like a game?

平元そうですね。編集中までは“拡大スペシャル”と呼んでいましたが、正式タイトルは『ゲームゲノム SPECIAL EDITION』になりました。でも、最初は“ディレクターズカット”にしようかなと思っていたんですよ。ゲームをリマスター化したり、新規要素を追加したりしたバージョンを、ディレクターズカットと名付けることがあるじゃないですか。

--is that so.

平元ただ、小島監督とお話しをしているときに、「本来、ディレクターズカットは不本意に公開されたものに追加編集したものという意味なので、僕はあまり好きじゃない」とおっしゃっていて。確かに、昨秋放送された『ゲームゲノム』も、僕がディレクターとして30分という既に決まっている尺の中で全力投球した自負はあったので、ハッとしました。それでほかにどんな言いかたができるのかなといろいろ考えて、“SPECIAL EDITION”にしました。

―― "Special Edition" is a good title.Please tell us the highlights of the program again because there are many plus alpha elements in terms of content.

平元やはり未公開トークが大きな見どころですね。10月の放送では4つのキーワードから『デス・ストランディング』を掘り下げていきましたが、それぞれのパートの中でもっと入れ込みたいトークがありました。ですので、『SPECIAL EDITION』では、未公開の中から厳選した箇所を新たに追加していますし、そもそもキーワードがひとつ増えて5つになりました。僕らは“第5のゲームゲノム”と呼んでいます。

―― That's amazing.

平元じつは収録のときにキーワードを5つ用意して収録していたのですが、30分番組では、5つ目のキーワードがどうやっても入らなくて、泣く泣くカットしました……。『SPECIAL EDITION』では5つのキーワードから『デス・ストランディング』をさらに深く掘り下げています。あと、林さんに言うのも変な感じなのですが(苦笑)、林さんへのインタビューも新たに収録しています。

―― I hope you use it.The details of such new elements are definitely a program.

平元そうですね。楽しんでもらえるとうれしいですが、そもそも林さんのインタビューを収録したのは、第三者の引いた目線で『デス・ストランディング』のすごさを語ってもらえると、作品の魅力がより伝わるのではないかと考えたからです。もちろん、ただインタビューを行っただけではありません。林さんには、ゲーム専門誌の編集者として、長年ゲーム業界に関わっている専門家として、『デス・ストランディング』がテーマに掲げた繋がりの意味を、ゲームと現実社会との関わりといった目線でも紐解いてもらっています。いわば、繋がりにおけるゲーム史です。

――Please tell us if you have any other highlights.

平元未公開トークやインタビューで追加した中には、『デス・ストランディング』以外のゲームの名前がたくさん登場します。そういったほかのゲームの映像を多くのゲームメーカーにご提供いただき、ふんだんに使用して番組を構成しています。『デス・ストランディング』はもちろん、ほかの作品の魅力も垣間見えるようになっていますので、その点も番組の新たな見どころだと思います。

――I think that the additional element alone is a considerable volume, but how much has the scale of the program increased?

平元55分番組になりました。前回が30分なので、倍近い内容になっています。

"Game genome" was not born without Famitsu WAVEDVD!?

――I felt that the configuration that digged down while cutting out “Death Stranding” with keywords was easy to understand, and you can't do it unless you understand the game deeply.I thought it was a very good configuration, but did Hiramoto think about that?

平元キーワードを用意して掘り下げるというのは、プロデューサーのアイデアです。世界観やゲームシステムなど、これからどのような説明をするのか、キーワードを提示することで非常にわかりやすくまとめることができたと思います。

――In the program, you used a lot of images of Death Stranding, but did you provide the game play video to Kojima Productions?

平元ゲームの映像に関しては、お借りしているものはほとんどありません。コジマプロダクションに許可をいただき、僕ともうひとりのスタッフが実際にプレイしてキャプチャーしています。基本的には用意した台本をもとに撮影をしていますが、アドリブで主人公のサムが転んでしまったシーンを使ったりもしています。

――I'm using videos of games, so I understand well, but I think it's hard to take good pictures.

平元苦労しましたね。『デス・ストランディング』は三人称視点のゲームなので、通常のプレイではサムの後ろ姿を見ることが多いです。でも、同じような見栄えだと、映像にしたときにおもしろみがないですし、特定の方向からサムを移さないと成立しないナレーションがあったり、サムの顔を見せながら表示したいテロップがあったりしたので、がんばっていろいろな映像を撮影したのが印象に残っています。あと、動画作りで言うと、ファミ通さんに感謝していることがあって。

――Ho, what?

平元僕はファミ通WaveDVD(※)のファンで、最終号までずっと買っていたんです。この業界、仕事を志すきっかけを作ってくれたひとつがファミ通WaveDVDでした。ゲームをテーマにした映像番組としてもパイオニアだったと思っています。そういった意味でもとても感謝しています。

* Monthly game magazine with DVD published by Enterbrain (at that time) (suspended in March 2011).The attached DVD contained a variety of content, such as the latest game information and a variety corner based on games.

--Thank you smile).Famitsu WAVEDVD was too ahead of the times.Also, the content was too sharp (laughs).

平元尖っていましたね。いい意味でよくわからない企画がたくさんありましたから(笑)。

一同 (笑)。

――It's a great opportunity, so I would like to ask Hiramoto what kind of work for Hiramoto as a game fan.

平元難しいですね。(しばらく考えてから)僕はクリエイターとして、小島監督をとても尊敬しています。『メタルギア』シリーズをずっと作られてきて、独立されて、最初に出した『デス・ストランディング』がこの完成度なのかと。完成度という言いかたが合っているかはわかりませんが、世界観、ゲームシステム、メッセージ……どれをとっても新しいですし、洗練されていますし、受け取るメッセージがたくさんあって、それでいてゲームとして夢中になれる、本当にすごい作品だなと思いました。長年、多くのゲームをプレイしていると、感動するのが麻痺してくるんですけど、2019年に強烈に衝撃を受けたゲームでした。

――I can't easily experience that surprise.If you look relatively, the fresh surprise will inevitably decrease, but "Death Stranding" was exciting after a long absence.I don't know what kind of game it is.

平元そうなんですよね。どんなゲームかわからないタイトルって、いまはなかなかないというか。プレイするまでわからなかったり、プレイすればするほど新しい発見があったりする『デス・ストランディング』のようなゲームは、本当に稀有な作品なんだと思います。

――Isn't there any foresight?Because society has been divided by Corona, the connection has become more important than ever before.Death Stranding also suggested.

平元本当にそうでした。いいか悪いかは別として、このコロナ禍でお家時間が増えたことで、ゲームの価値が見直されたと思います。その数あるゲームの中でも、『デス・ストランディング』は変化球のように見えながらも深く問いかけてくれる作品だと思いますし、しかもコロナ禍になる前に企画、開発されていたことにすごく驚きました。

――By the way, how was the impression of Kojima who actually met?

平元とても気さくな方でした。僕は大学生のときに『ゲームデザイナー小島秀夫の視点』という本をずっとカバンにしのばせていたほど、クリエイターとして小島監督の大ファンですし、ゲーマーとしても神様のような存在だと思っていて。小島監督と初めてお会いしたときはめちゃくちゃ緊張しましたが、「(『デス・ストランディング』のことを)わかってくださっていますね」と言ってくださったときはとてもうれしかったですし、番組のコンセプトにも共感していただいて、そこからはすぐに打ち解けたといいますか。気さくな親戚のおじさんのような(笑)。

--(smile).

平元あとで小島監督に怒られちゃうかな(笑)。

―― Kojima has humor.

平元僕が番組の構成などを真剣に話しているときも、必ず冗談を交えて場を和ましてくれるんですよ。いまにして思うと、お互いに核となる部分をしっかり認識できていたから、安心して冗談を言ってくれていたのかなとポジティブに捉えることができますが、当時ははぐらかされているのかなってちょっと不安でした(苦笑)。でも、取材を通してとてもよくしてくださいましたし、収録が終わった後は、「こういった番組に取り上げてもらえるのはクリエイターとしてうれしいです。ぜひ続けてください」というお言葉もいただけて光栄でした。

――I'm very grateful that NHK will create a program that will delve into the game from the front of the game media, and I would like you to continue.Please tell us if you have any decided about the future development of Game Genom.

平元現時点で決まっていてお伝えできることは何もないのですが、もちろん僕たち制作チームとしては、30分番組の反響や『SPECIAL EDITION』を作った手応え、ほかにも“ゲームゲノム”を掘り下げられるタイトルが数多く存在するので、第2弾、第3弾、ゆくゆくはレギュラー番組として作っていきたいという思いはあります。それが実現可能かどうかは、いままさに企画、交渉中で、局内で検討している段階です。また、担当するディレクターによって、同じ作品でも“ゲームゲノム”の掘り下げかたが変わってくるはずなので、そういった意味でもたくさんの作品を扱える番組になればいいなと思っていますし、僕自身、これまでの人生で知り得なかった“ゲームゲノム”を観てみたいなと考えています。

――Is there anything that the viewers and game fans of the program can support the regulars of Game Genom?

平元テレビ番組は、視聴者の皆様の反応がすべてだと思っています。それは視聴率だけではなくて、青臭いことを言うと、その番組を通してどれだけ多くの方を感動させることができたかが重要だと思っていて。具体的な数を知ることはできないものの、視聴率やSNSなどの盛り上がりが番組継続のひとつの指標になることは間違いないですし、その結果がよくも悪くも判断材料になってくると思います。

――Please announce the broadcast date of “Special Edition”.

平元NHK総合で、1月24日0時35分から放送されます。リアルタイムで観るのが難しい方は、録画でもいいですし、放送後の番組を7日間いつでも視聴できるNHKプラスでも配信されます。まずは、拡大版の『SPECIAL EDITION』をご覧いただいて、SNSなどで感想を投稿してもらえると励みになりますので、応援をよろしくお願いします!

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